ナイアガラ→バッファロー移動記

ナイアガラを出発する日の朝食はホテル近くにあるApple Bee'sで。内装は普通のファミレスみたいなデザインで、日本のファミレスと大した違いはなかったと思う。朝食のサービスでは、オレンジジュースと水とコーヒーが出た。にしても水をいれるコップがデカすぎ。これが欧米クオリティか。
メニューはスクランブルエッグと麦パンとソーセージ、ベーコンだった。ベーコンの硬さとか、ソーセージのジューシーさとか、麦パンにつくクランベリージャムとか、バターが全てが欧米スタイルな感じだった。
ホテルを出ては、現地の案内人と合流。この時、始めてアメ車に乗ってみたけど、シートベルトを着用するにしても席とシートベルトが離れすぎててシートベルトを目一杯伸ばさないと着用できない仕様。さすがにこういうところは日本製マンセーしちゃうね。

レインボー橋を抜けて国境へ。最初の入国審査が思い通りにいかなかったのがトラウマになってたので、アメリカに入国するのでいろいろと不安を抱えていた。
入国審査してたのは男性と女性1人ずつで、女性に入国審査していただきたいなーと思ってたら男性にヒット。あーこれは時間かかりそうだなーって思ったらすんなりと通してくれた。

というわけで2回目のアメリカ入国。

国境を抜けてから、バッファロー空港までは気分が悪くなるようなことはなくてよかった。途中で案内人のトークで、道路の横に核燃料の廃棄物処理場がここらへんにあるんですよーとか、「高円寺に住んでるんですけど、小5のときに江ノ島に行ったー」「東京はダメですねー、渋谷とか行けないですー」とか都会に住みながらも田舎嗜好な人間だったけど同じ都会であるニューヨークについては褒めてた。ただのひねくれ者かよーとか思いながら外の写真を撮っていた気がする。

バッファロー空港までの道のりは大した面白いものはなく、ヒュンダイの販売店セブン-イレブンがポツンと寂しげに立っていたぐらいだった。まだ緑に生い茂ってない木々がだだっ広い道路を置い囲むような光景をみてはこれがアメリカの郊外かーと感じていた。

バッファロー空港では、特に感動もなかったのかあまり写真も撮っていなかった。
空港からジェットブルー航空へ。始めて聞く航空会社だったが、なかなか乗り心地はよかった。
JAL機みたいに席に一つ一つ、液晶テレビが設置されており、持参したヘッドホンでテレビや音楽を聴ける感じ。ヘッドホンを忘れた方はその場で買うことができるみたいです。
テレビはスポーツ、グルメ、アニメ、ニュースなど様々なジャンルに分かれており、アニメだとニコロデオンやCNが見れたりと個人的に興奮してた。ニコロデオンではミュータントタートルズが放送されてたなあ。
音楽はジャンルごとに鑑賞可能。クラブ系の音楽を聞いていたけどもうどんなのを聞いていたのかは覚えてないや。
定期的に客室乗務員がお菓子をくれたり。ちょっと色がどす黒いマーブルチョコだったり。
クランベリージュースが美味しかった。小さな市販の缶を2つ出されただけだったけど。

あとはダンキンドーナツコーヒーとかもあったけどそれも飲みたかったな。旅への物足りなさがまた行きたい気持ちへと変化させるのでしょうか。

ようやくJFK空港へ。航空機が地上に近づくにつれて空港付近はNYらしくない感じだった。
そしてまた現地の案内人に連れられて車へ。ここでもアメ車炸裂でシートベルトするだけで一苦労で苦しかった。

JFK空港からホテルまでの道のりはGTAで見たような景色であふれていた。工場街なのか、ペインティングやゴミであふれた街を見たときはゲームで見たような治安の悪い景色が広がっていたし、こんなところに泊まるのかと思うと急に不安になってきた。

ところが、ミッドタウンに近づくにつれて、自分が思っていたNYが近づいてきた。
碁盤状に整備された街にはクラクションが鳴り響き、碁盤状に整備されているために遠くまで見渡せるでかいストリートやアベニューが広がっていた。
轟音のする高架下を通っては、テレビや映画でよく見る、自分が行きたかったNYが確かにあったことにちょっと感動した。

ここでもまた一眼レフを走らせる。街中では遠慮がちになってしまうカメラも車の中では堂々と撮れると思い、カメラのシャッター音が加速していった。

泊まった場所は3rd Ave.沿いで52,53st.に囲まれたホテルコートヤード・マリオットミッドタウンイースト。
改装中だった1階は完成予想図のパネルが仕切られていた。完成したらもう一度泊まりたいと思う。
12階でチェックインへ。
14階に泊まるということだったけど、表記上、13階はないので実質13階というところか。
部屋はカナダのホテルよりも過ごしやすく、テレビも液晶で良かった。ホテル内はWi-Fiが使えるから通信料とか気にせずにネットができるのはよかった。

14階にはトレーニングルームなどがあり、ルームキーを差しては入室可能の仕組みだった。
ランニングマシンとかバランスボールとか、サイクリングマシンとかダンベルとかそれなりに本格的だった気がする。誰もいなかったけど。